【棋譜】王将戦第1局
序盤は持久戦に進みそうな展開だった本局。だが昼食休憩後、局面が急に動いた。羽生は玉の囲いを後回しにして6五歩(18手目)と仕掛け、攻めの構えをとる。久保は一歩も引かず、7四歩(27手目)と応戦した。
そして、控室の検討陣を驚かせたのが久保の6五歩(37手目)。もはや切り合いは避けられそうもない局面で指し掛けとなった。解説の阿部隆八段は「1日目から思いもよらない激戦になりました。両者の気合がぶつかった感じです」と語った。【山村英樹】
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